20万円分の電子マネー利用権をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策総務課などは詐欺の疑いで、住所、職業不詳、小林大輔容疑者(26)ら男計5人を逮捕した。
逮捕容疑は平成31年1月、東京都町田市の男子大学生(21)にインターネットの有料サイトの未納料金があると嘘のメールを送信。電話をかけてきた大学生に「別の会社からも訴えられており、訴えを下げるためにまず20万円かかる」などとして、コンビニエンスストアで電子マネーギフト券を購入させ、利用権をだまし取ったとしている。
5人はギフト券の換金役だったとみられるという。同課は、被害総額は30年9月~31年1月で1億5000万円以上に上るとみている。