ソフトバンク情報漏洩 別時期にも機密情報持ち出しか 元社員追送検


 在日ロシア通商代表部の幹部職員の求めに応じ、大手通信会社「ソフトバンク」の元社員が機密情報を持ち出したとされる事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された元社員の荒木豊容疑者(48)について、警視庁公安部が10日、逮捕容疑とは別時期にも機密情報を持ち出したとして、同容疑で追送検したことが捜査関係者への取材で分かった。

 荒木容疑者は昨年2月、同社サーバーにアクセスして社外秘に指定された電話基地局関連の情報を不正に持ち出したとして、先月に逮捕された。捜査関係者によると、サーバーへのアクセス履歴などから、昨年3月にも、同様の社外秘情報を得ていた疑いが強まったという。

 荒木容疑者は追送検容疑を認めており、情報は同部幹部職員の男に渡ったとみられる。



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