タレントのコロッケさんが、受刑者に対する慰問活動の一環として兵庫県姫路市の姫路少年刑務所を訪れた。持ち前のものまねを披露し、社会復帰に向けて努力するよう呼びかけた。
コロッケさんは平成27年4月、法務省から「矯正支援官」を委嘱され、全国各地の刑務所や少年院などで慰問活動を続けている。
コロッケさんは7日、受刑者約150人を前に、歌手の野口五郎さんや武田鉄矢さん、福山雅治さんのものまねを披露。笑いに包まれる中で、「『相手が1番、自分は2番』。まずは他人を気遣って」と、社会復帰に向けた心構えをアドバイスした。
姫路少年刑務所は刑事罰を受けた未成年や、犯罪傾向の進んだ主に26歳未満の成人男子を収容する定員383人の矯正施設で、現在は約180人が収容されている。