今日2月11日もJHU(Johns Hopkins University)のCSSEが発表している肺炎感染者数の数字をまとめて発表しようと思う。更新時間が不定期なのと米国時間で時差がありワトソン君が対応するのが難しいことが背景になり2月6日から毎日やることにしている。
JHUの統計値は更新が遅れることもあるが、基本的には抜け漏れなく反映されているものと思われる。該当のURLはここだ。一部で日本語対応もしている。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
新型肺炎コロナウイルス感染者数は香港でパンデミック状態か
まず感染者数だ。香港がパンデミック状態のようだ。感染者が急激に増え始めている。その一方でタイや台湾では増加が停止した。米国のダイヤモンドプリンセスでの感染者数は増え続ける一方だが、それはあくまでも船内での話。日本とは一切関係ない。
【2020年2月11日 夜時点での感染者数まとめ】
・中国:42,667人
・ダイヤモンドプリンセス:135人
・香港:49人
・シンガポール:45人
・タイ:32人
・韓国:28人
・日本:26人
=====Aの壁=====
・マレーシア:18人
・台湾:18人
・オーストラリア:15人
・ベトナム:15人
・ドイツ:14人
・米国:13人
・フランス:11人
・マカオ:10人
・UAE:8人
・英国:8人
・カナダ:7人
・イタリア:3人
・フィリピン:3人
・インド:3人
・ロシア:2人
・スペイン:2人
・ネパール:1人
・カンボジア:1人
・ベルギー:1人
・フィンランド:1人
・スウェーデン:1人
・スリランカ:1人
※Johns Hopkins Universityより
例のシンガポールで開催された国際会議の影響か分からないが、英国での感染者数がやや多くなり始めている。このことについては別途コロナウイルス対策マガジンで特集記事を書く予定だ。
昨日日本が封じ込めに成功しているということを書くやいなや厚労省が新たな感染者を発表した。多くのマスコミがダイヤモンドプリンセスと日本の数字をごちゃ混ぜにして集計しているのもあるが、それにしても露骨に韓国に加担するような動きには辟易とさせられる。
今後日本や世界に何が起ころうとしているかはコロナウイルス対策マガジンでまとめている最中だ。次に出る記事はこれまでで最も大型なものになるだろう。それに伴い、note 51での中国肺炎3連発のうち1番最後の記事をこのマガジンに追加することを約束する。
2月11日の中国の大気汚染:引き続き北京で政治的に不穏な動きか
今日2月10日も北京の大気汚染の状況を見てみよう。スクリーンショット画像を掲載するのは数日前から停止している。代わりにURLを記載する。
http://aqicn.org/city/beijing/
午後7時の時点で218という非常に悪い数字となっている。周辺地域では300や400といった尋常じゃない数字も観測されている。やはり中国共産党が中国の首都で何かよからぬことを考えているとしか思えない。
次は上海の大気汚染。同じくURLのみとする。
http://aqicn.org/city/shanghai/
上海は北京とはうって変わってクリーンな青空が広がっているようだ。午後7時の時点で53という先進諸国並みの数字となっている。上海経済の衰退は中国の衰退に直結するが、それで青空が見られるようになったというのは何とも皮肉なものだ。
2月11日の韓国株式市場は面白みのない展開
今日のKOSPIの終値は2,223.12で前日比+1.00%という面白みのない展開だった。前日のダウ平均株価が上がったことに加え、ヒュンダイがワイヤーハーネスを緊急空輸して生産が止まらずに済んだことが影響しているものと思われる。
一方のKOSDAQの終値は682.34で前日比+0.93%と同じくつまらない展開だ。そうは言っても去年の輸出管理強化とホワイト国除外の前の水準はまったく回復していないからどうでもいい値動きではあるが。
今後の韓国経済は武漢肺炎ではなく米国との防衛費交渉や中国経済の落ち込みからくる間接的な影響により危機的な状況に陥るものと思われる。それでも韓国は日本と比較して日本に勝っているかどうかだけを気にして愛国心を発揮し続けるだろう。国がなくなる瞬間までそうしているかもしれない。