大阪・和泉市の学童クラブで9人「カラ勤務」


 大阪府和泉市は13日、市立小学校の学童クラブの業務を担当していた市の非正規職員計9人が虚偽の退勤時間を申告していたと発表した。すでに退職した1人を除き、残り8人を免職や停職などの懲戒処分とした。13日付。市は9人全員に支払った給与計約30万円の返金を求めている。

 同市によると、9人は平成29年10月から今年1月までの間、のべ472回にわたり、実際は約20~30分早く退勤したにもかかわらず、勤務状況を入力するシステム上では、本来の勤務終了時間の午後7時に退勤したと虚偽の申告をした。

 9人のうち、システム管理の権限があった元女性職員(42)=懲戒免職=が主導し、勤務状況を入力するパソコンの時計表示を不正に操作し、他の2人にやり方を教えていた。元女性職員は、市の聞き取りに対し「早く帰りたかった」などと話しているという。



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