緊急性考慮し国内法対応 クルーズ船検疫で菅長官

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 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は18日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が広がるクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への検疫などの措置について、緊急性を考慮し日本の国内法に基づき対応したと説明した。英国船籍の同船をめぐっては、国際法上の「旗国主義」に従って英国が対処すべきだとの指摘が出ていた。

 旗国主義は「船舶は、その旗を掲げる国の管轄権に従う」とする国際ルール。菅氏は「日本の内水であり、防疫上の必要から国内法で対応した」と強調。「外交的観点から英国にも適時、適切に事実関係を説明している」と述べた。

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