東京都本庁で「テレワーク」推進 新型肺炎の拡大防止

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東京都議会定例会の本会議で施政方針を表明する小池百合子知事=19日午後

東京都議会定例会の本会議で施政方針を表明する小池百合子知事=19日午後

 令和2年度当初予算案などを審議する東京都議会定例会が19日開会した。小池百合子知事は施政方針で、新型コロナウイルスの感染防止対策に関する補正予算案に言及し、「事態は新たな局面を迎え、予断を許さない。安全安心を守る対策に、全力を挙げて取り組む」と述べた。自宅などで仕事をする「テレワーク」や人混みを避けるため時差をつける「オフピーク通勤」に、本庁の全職員で取り組む方針も表明した。

 補正予算案は令和元年度分と合わせて総額401億円を計上。新型ウイルスの検査や感染者の受け入れ体制の強化、観光客の減少で打撃を受ける中小企業への資金繰り支援策を講じたほか、テレワークを活用する企業への補助も盛り込んでいる。

 小池知事はこれまでに働き方改革や東京五輪・パラリンピックの混雑緩和に向けてテレワークとオフピーク通勤を呼びかけ、庁内でも推進してきた。都によると、テレワークの端末を平成29年度に5台、30年度に130台と増やし、今年1月には本庁勤務の約1万人のほぼ全員に配備された。

 新型ウイルスの感染拡大を受け、庁内でテレワークを加速させるためにウェブ会議に必要なカメラなど約1万セットの購入費を補正予算案に計上。可能な限り早期に、本庁の全職員でテレワークやオフピーク通勤に取り組む方針。

 この日の本会議ではマスク姿の議員、傍聴人が目立ち、小池知事は「感染拡大防止のためにも、大幅に前倒しして進める。企業の皆さまにも本格的に推進していただきたい」と語った。

 一般会計の規模を過去2番目の7兆3540億円とする令和2年度当初予算案の五輪関連経費は4709億円。施設整備を終えた関係で、前年度に比べて約13%減った。暑さ対策、大会機運の醸成、ボランティアの育成などの予算が盛り込まれており、小池知事は「世界が待ちわびる開幕に向けて、1日1日、大会準備の総仕上げに全力を尽くす」と述べた。

 定例会は3月27日まで。今月26日に代表質問、27日と28日に一般質問が行われる。

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