イラン国会選、反米強硬派巻き返し 21日投票、大統領選にらみ世論引き締め

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イラン国会選、反米強硬派巻き返し 21日投票、大統領選にらみ世論引き締め
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 【テヘラン=佐藤貴生】トランプ米政権との対立が続くイランで21日、国会(一院制、定数290)選挙が行われる。今回の選挙では、立候補を届け出た保守穏健派や改革派が多数失格となっており、反米の保守強硬派が国会での勢力を巻き返すのはほぼ確実。保守穏健派のロウハニ大統領の求心力がいっそう弱まり、対イラン圧力を強める米国との対立がさらに深まる見通しだ。

 首都テヘラン市街では、米軍に1月初旬に殺害された革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官の看板が多く掲げられている。同隊は最高指導者ハメネイ師に直属する反米保守の牙城だ。司令官を「殉教者の象徴」と位置付けるイスラム教シーア派の指導層の狙いが表れている。

 ロイター通信によると、選挙には1万6000人以上が立候補を届け出たが、出馬が認められたのは約7150人と半数以下にとどまった。イランでは、ハメネイ師が指名するイスラム聖職者らからなる「護憲評議会」が立候補者の適格性を事前審査する権限を持つ。今回、審査での失格者が最も多かったとされるのが、ロウハニ師率いる保守穏健派や改革派の陣営だ。

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