「子供守る意識ない」神戸児相の小6門前払い、議会で見直し求める声相次ぐ

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 神戸市の「こども家庭センター」(児童相談所)の当直職員が真夜中に助けを求めた小学6年の女児を門前払いしていた問題で、管轄する同市こども家庭局は19日、市議会文教こども委員会で経緯を説明し、謝罪した。委員からは「子供を守る意識がない」として、夜間の当直時を含め組織体制の抜本的見直しを求める意見が相次いだ。

 市によると、女児を追い返したのは夜間・休日の窓口業務を請け負うNPO法人「社会還元センターグループわ」の男性職員。児童を保護するかどうか決定する権限はなく、施設内で一時的に受け入れる場合でも1人で判断することはできない規定になっていた。

 同NPOからはメンバー32人が当直に従事しているが、児童福祉司の資格や虐待に関する専門知識を持っているかどうかについて特に条件を設けず、市も確認していなかった。

 この日の委員会では「最前線で子供を危険から守るという意識がない」などと委員から批判が相次ぎ、市側は組織体制の見直しに言及した。

 女児は10日午前3時25分ごろにセンターを訪れ、インターホンごしに「家を追い出された」と申告したが職員から「警察に行くように」と告げ、門前払いされた。女児は近くの交番に行き、午前5時半ごろに改めてセンターが保護した。

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