中国、貸出金利引き下げ 新型肺炎で企業支援へ

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北京の中国人民銀行(共同)

北京の中国人民銀行(共同)

 中国人民銀行(中央銀行)は20日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの影響で企業の資金繰りが悪化するのを防ぐため、金融機関の貸出金利の目安となる「ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)」の1年物を0・1%引き下げ、4・05%とした。

 人民銀行の潘功勝副総裁は7日の記者会見で、新型肺炎が旅行、飲食、娯楽などのサービス業や工業生産に打撃を与えると危機感を表明。景気下支えのため、金融政策による対策を強化する考えを示していた。

 潘氏はまた3、4の両日に公開市場操作で計1兆7千億元(約27兆円)を金融市場に供給したとも説明していた。(共同)

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