小泉進次郎環境相が20日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスに関する感染症対策本部会合を欠席し、地元の新年会に出席したことについて、「反省」の言葉を約20回重ね、野党議員が求めた謝罪をかたくなに拒む場面があった。
立憲民主党の本多平直氏が19日に続いて追及。16日に首相官邸で開かれた会合を欠席した小泉氏に「国民の皆さんにおわびする気はないのか」と迫ると、小泉氏は「反省の色が伝わらない、そういう自分を反省したい」などと釈明を繰り返した。
16日の会合は萩生田光一文部科学相と森雅子法相も政務日程を優先した。19日の予算委では「真摯(しんし)に受け止める」と述べるにとどめていた萩生田氏は「公務と政務のどちらが大事かと言われれば、これは反省しなければならない」と語った。