韓国、危機レベルを最高に引き上げ 死者5人、感染600人超

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23日、韓国南東部・大邱の商店街で、消毒剤を散布する作業員ら(AP)

23日、韓国南東部・大邱の商店街で、消毒剤を散布する作業員ら(AP)

 【ソウル=名村隆寛】韓国政府は23日、新型コロナウイルスへの感染による死者が計5人になったと発表した。感染者数は前日よりも169人増え、計602人になった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は感染の危機レベルを4段階で最高の「深刻」に引き上げた。

 新たに死亡が確認されたのは集団感染が起きている南東部・慶尚北道(キョンサンプクト)清道(チョンド)郡の病院の関係者で、病院に関係した感染者の死亡者は3人となった。

 また、新興宗教団体「新天地イエス教会」の関係者の50代女性の感染による死亡も確認。全感染者602人のうち同教会関係者は計329人になった。

 清道に近い大邱(テグ)市の同教団の教会に行った信徒らを中心に感染が拡大している。韓国政府は、感染の疑いがあり症状がある信徒1200人以上のウイルス検査を進めている。しかし、依然として結果が出ていない者が多く、今後も感染者は増える可能性が高い。

 文大統領は23日、閣僚らを集めた対策会議を開き、感染状況について「重大な分水嶺(ぶんすいれい)を迎えている」と指摘した上で、韓国政府の態勢を「大幅に強化していく」と強調。同教団側にも、感染拡大防止への協力を求めた。

 感染はすでに全土に広がっており、工場の閉鎖や学校の休校など、さまざまな影響が出ている。

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