中国の中小企業、再開3割 人民銀「金融支援強化」

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中国・杭州にある紡績工場で、マスク姿で働く従業員=22日(AP)

中国・杭州にある紡績工場で、マスク姿で働く従業員=22日(AP)

 中国工業情報省は24日の記者会見で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの影響で全国の中小企業の事業再開が3割にとどまっていると明らかにした。春節(旧正月)連休で帰省していた労働者の復帰が遅れ、物流も滞っているためで、中国人民銀行(中央銀行)は融資の拡大など金融支援を強化すると表明した。

 習近平国家主席も23日に「減税や費用負担の軽減で中小・零細企業が困難を乗り越えるのを支援する」と語るなど、中小企業対策に力を入れる姿勢を示している。

 工業情報省によると、感染拡大の影響でサプライチェーン(部品の調達・供給網)が寸断され、中小企業が納期を守れず資金繰りが困難になっている。

 人民銀の陳雨露副総裁は同じ会見で、新型肺炎のダメージが大きいのは、零細・中小企業が集中している伝統的なサービス業と労働集約的な製造業だと説明。「金融機関に中小企業への融資拡大と再融資を促すなど、金融支援を強化する」と強調した。(共同)

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