露に中古漁船販売疑い 北海道の男性を書類送検 警視庁

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 警視庁公安部は中古漁船を無許可でロシアの業者などに売ったとして、古物営業法違反容疑で、北海道根室市の自営業男性(67)を書類送検した。「許可が必要だとは知らなかった」などと供述している。20日付。

 書類送検容疑は平成29年7月~30年2月、20トン未満の漁船の売買に必要な許可を取らずに、ロシアと日本の計4社に中古漁船4隻を売ったとしている。いずれも定置網や刺し網漁で使用する十数トンの船だった。

 公安部によると、男性は12年ごろから主に北海道で使われなくなった漁船を漁師などから買い取り、年間4、5隻を扱い、数百万円を売り上げていた。これまでにロシアの業者などに100隻以上売っていたとみられる。

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