LINEでやり取り、あざ隠すため学校休ませる 千葉虐待死で母親が証言

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栗原勇一郎被告(フェイスブックから)

栗原勇一郎被告(フェイスブックから)

 千葉県野田市で昨年1月、小学4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判第3回公判が26日、千葉地裁(前田巌裁判長)で開かれた。心愛さんの母親(33)=傷害幇助罪で有罪確定=が証人となり、「(心愛さんの)まぶたが腫れ、体にあざや傷があった」などと、被告の暴行の様子を証言した。

 母親は、死亡前の平成30年12月30日に風呂場でドンという音が聞こえ、心愛さんを見ると「(左右の)まぶたが腫れ、ボクシングをしたようだった」と証言。被告は「こいつ(心愛さん)が自分でやったんだよ」と虐待を否定したという。

 年明けの昨年1月1日には、自宅で被告が心愛さんに繰り返し屈伸をするよう要求。座り込んだ心愛さんの両手首をつかんで引きずったり、上に引っ張った状態から落として床に打ち付けたりする暴行を数回繰り返した。

 ぐったりした心愛さんを見て、母親は「もうやめて。虐待だよ」と止めたが、被告に胸ぐらをつかまれプロレス技を2度かけられたという。心愛さんは「胸が痛い」と呼吸がしづらそうになり、4日ごろには自力でトイレにも行けず、おむつをさせたと話した。

 7日には小学校の冬休みが終わったが、被告らは心愛さんに外出を禁じ、被告が会社に行っている間は母親が無料通信アプリ「LINE(ライン)」で様子を報告。亡くなる3日前の21日午後10時ごろから翌22日午前10時ごろまで、被告は心愛さんを寝させず台所に立たせるなどしたという。

 公判では、被告と母親のラインによるやり取りも開示された。母親によると、被告は30年7月ごろから母親が見ていないところで暴力を振るうなどし、心愛さんの体にあざや傷ができた。同月12日にはラインで母親に「明日学校どうする?」「今週は休ます?」と相談。翌13日は小学校を休ませることで、虐待の痕を隠そうとしたと説明した。

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