《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑


 田久保氏といえば、就任後に市の広報誌へ掲載された「東洋大学卒業」の経歴が虚偽だったと判明。不信任決議が2度可決されて10月31日に失職したものの、12月14日投開票の市長選に出直し出馬すると表明している。イベントはその表明直後のものだった。来場者のひとりが語る。

「事前にインスタグラムでコーヒーの店舗が19店出店すると紹介されていて、その中に『???』とだけ書かれたシークレット枠があったんです。

 気になって店先でしばらく待っていたら、田久保さんが現われた。次々と求められる写真撮影にも積極的に応じ、自分でカップにコーヒーを注ぎながら、購入者と談笑していました」

 店頭では「グレープ」と「ローズ」の香りが引き立つ2種類のコーヒーが1杯900円、豆売りだと50グラム1000円で販売され、メニューには「田久保まきオリジナルブレンド」と書かれていた。

「無所属で戦う出直し市長選に向け、地元イベントに参加して交流を重ね、自らの存在をアピールする狙いがあったのではないか」(地元紙記者)と見る向きもある。

 それで失った信頼を取り戻せるのだろうか。

※週刊ポスト2025年12月12日号



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