ファーウェイ・ZTE製品の使用報告を 米通信委が要求

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北京市内にあるファーウェイの販売店舗(三塚聖平撮影)

北京市内にあるファーウェイの販売店舗(三塚聖平撮影)

 米連邦通信委員会(FCC)は26日、国内の通信業者に対し、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品の使用状況や買い替える場合のコストを報告するよう求めたと発表した。買い替え支援に役立てる。

 FCCは昨年11月、国内の通信会社が両社製品を購入するのを禁じたと発表し、既に使っている場合には他社製品に買い替えるよう求めている。ただ米メディアによると、両社の製品は比較的安価なため、地方の中小通信業者などが使い続けているという。

 FCCのパイ委員長は「華為とZTEは安全保障上の脅威だ。われわれの通信ネットワークを守るため、データの収集を始めた」と声明で述べた。米政権は、両社の機器を通じた機密情報の窃取やサイバー攻撃を警戒している。

 通信コストが高い地域や低所得者を支援するための「ユニバーサルサービス基金」から補助金を受けている業者には、4月22日までの報告を義務付けた。それ以外の業者には任意で報告を求めている。(共同)

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