柴山前文科相「国の危機感を示す措置」 新型肺炎で全国臨時休校


 安倍晋三首相が27日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国の小中学校、高校、特別支援学校を臨時休校とするよう要請したことについて、柴山昌彦前文部科学相は「政府が示した基本方針が分かりにくく、もう少し分かりやすい基準を示すべきだという批判が出ていた。臨時休校の要請は、そうした声を受け、感染拡大防止に向けた国の危機感を示すための措置ではないか」との見方を示した。

 柴山氏は「北海道が先行して小中学校の一斉休校に踏み切ったことも影響したのではないか」とも指摘。その上で「北海道のように感染による死者が出ている地域と感染者が出ていない地域を一律に扱うのはどうなのか」と疑問を呈した。



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