大相撲春場所の無観客開催が決まったことについて、1月の初場所で幕尻優勝を果たした徳勝龍の父、青木順次さん(73)は「仕方がないけど応援に行くつもりだったから残念」と語った。2月23日の祝勝会で「先場所のように気負いなくしっかり相撲をとってくれ」と声をかけると、徳勝龍は「ご当所(地元)だからしっかり頑張る」と話していたといい、順次さんは「たくさんのファンの声援が力になったはず」と悔しがる。
一方で順次さんは「新型コロナウイルスの問題が長引けば5月場所にも影響しかねない。今は我慢して早く終息してくれることを願うしかない」とし、春場所については「テレビの前で精いっぱい応援するつもり」と話した。
自己最高位の西前頭2枚目で春場所に挑む息子には、「真っ向勝負でしっかりと前へ出る相撲で頑張ってほしい」とエールを送った。