広島・廿日市の高2殺害、起訴内容認める


 広島県廿日市市で平成16年10月、高校2年の北口聡美さん=当時(17)=をナイフで刺殺するなどしたとして、殺人などの罪に問われた無職、鹿嶋学被告(36)=山口県宇部市=は3日、広島地裁(杉本正則裁判長)の裁判員裁判初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 捜査関係者によると、鹿嶋被告は事件から約13年半後の30年4月に逮捕され「家族にしっせきされ自暴自棄になり、わいせつ目的で襲った」という趣旨の供述をしていた。

 起訴状によると、16年10月5日午後3時ごろ、廿日市市にある北口さんの自宅の離れに侵入し、2階で北口さんを脅して乱暴しようとしたが、北口さんが1階に逃げたため胸や腹を複数回突き刺すなどして殺害。さらに祖母のミチヨさん(88)の腹や背中を刺して殺害しようとしたとしている。



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