ブルームバーグ氏が撤退、バイデン氏支持を表明 民主候補者選び

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ブルームバーグ前ニューヨーク市長=3日、マイアミ(AP)

ブルームバーグ前ニューヨーク市長=3日、マイアミ(AP)

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州などの予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーで、穏健中道派のバイデン前副大統領(77)が南部テキサス州など9州を制して復活した。緒戦で首位を走った急進左派のサンダース上院議員(78)は最大票田の西部カリフォルニア州でリード。同日に参戦したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は振るわず、選挙戦からの撤退とバイデン氏支持を表明した。バイデン、サンダース両氏の対決構図が固まった。

 全米50州などに割り振られた代議員を奪い合う民主党の予備選・党員集会のうち、代議員数トップのカリフォルニア州(415人)、3位のテキサス州(228人)がスーパーチューズデーの舞台となった。

 米メディアによるとバイデン氏はテキサス、バージニア、ノースカロライナを含む南部7州などで勝利。サンダース氏は地元の東部バーモント州や西部のコロラド、ユタ両州で勝利し、カリフォルニア州で着実に代議員数を重ねている。

 出馬が遅れた穏健中道派のブルームバーグ氏は米領サモアを制したが伸び悩み、4日に撤退。左派のウォーレン上院議員(70)は地元の東部マサチューセッツ州でも勝利できず、勢いを欠いた。

 穏健中道派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)とクロブシャー上院議員(59)が撤退し、バイデン氏への支持を表明したことで、11月の本選でトランプ大統領に勝てる候補としてバイデン氏に中道系有権者の支持が集まったとみられる。米紙ワシントン・ポストの出口調査によると、「トランプ氏を打倒できる指名候補」を望んだ有権者の43%がバイデン氏を支持し、サンダース氏は23%だった。

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