群馬県高崎市は5日、新型コロナウイルス感染症対策として実施されている小中高校などの一斉休校を受け、備蓄するマスクを市内の児童の居場所となる放課後児童クラブ(学童クラブ)の運営スタッフ用などに配布した。
施設側の要請に応じ、休業していない保育所や幼稚園の保育士、開放されている小中学校体育館を見回る教員の分なども含む2万1079枚を配布。内訳は、学童クラブなどの3863人に5枚ずつの1万9315枚、教員分は小中全84校の春休みまでの21日分として1764枚となっている。
市内の97学童クラブでは早い所で午前7時にオープン。13クラブでは運営スタッフとして教職員も参加しているという。
市は徴収している3月分の給食費の取り扱いについて、「卒業を控えた小6、中3については現金を返却。在校生については4月分としてスライドさせる」としている。