地下鉄脱線から20年で献花 「安全追求たゆみなく」

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日比谷線の脱線事故から20年となり、慰霊碑に献花する東京メトロの山村明義社長(左手前から2人目)ら=8日午前、東京都目黒区

日比谷線の脱線事故から20年となり、慰霊碑に献花する東京メトロの山村明義社長(左手前から2人目)ら=8日午前、東京都目黒区

 2000年3月、営団地下鉄日比谷線の中目黒-恵比寿間で電車が脱線し乗客5人が死亡、64人が重軽傷を負った事故から8日で20年となった。営団を引き継いだ東京メトロの山村明義社長ら幹部は発生の午前9時1分に合わせ、犠牲者の追悼と再発防止を誓うため、現場近くの慰霊碑に献花し、黙とうした。雨が降りしきる中、遺族や、事故でけがを負った当時の乗客らも献花に訪れた。

 事故は都心に近い混雑路線で発生した衝撃の大きさから、鉄道の安全対策に注目が集まるきっかけになった。01年には現在の運輸安全委員会の前身に当たる組織が発足し、常設で原因究明に当たる体制がスタートした。

 山村社長は「この日、この時間、この場所に立つと、事故の悲惨さ、犠牲者の無念さに胸がいっぱいだ。たゆみなき安全の追求に取り組む」と述べた。

 事故は00年3月8日午前9時1分ごろに起きた。中目黒方向に向かっていた電車の最後尾8両目がカーブで脱線し、反対側の恵比寿方向の電車の6両目と衝突した。

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