通販ケフィア元代表ら9人起訴 出資法違反罪、東京地検


 通信販売会社「ケフィア事業振興会」(東京)が加工食品のオーナー制度などを展開し多額の資金を集めて破産した事件で、東京地検は9日、出資法違反(預かり金禁止)の罪で元代表、鏑木(かぶらき)秀弥(ひでや)容疑者(84)ら9人を起訴した。

 鏑木被告らは、会社が破綻することを知りながら出資金を集めた疑いも持たれており、警視庁が詐欺容疑で捜査している。

 起訴状によると、鏑木被告らは共謀し、平成29年4月~30年6月、延べ29人から違法に計約1億8000万円を預かったとしている。

 ケフィアは30年9月、東京地裁に破産を申請し、手続きが開始された。警視庁によると12~30年に全国の約4万4000人から計約2100億円を不正に集めたとみられ、半数以上が65歳以上の高齢者だった。



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