被災地の方角へ黙祷 東日本大震災9年、埼玉へ避難の被災者ら

[ad_1]



東日本大震災の犠牲者の追悼式で、被災地の方角へ黙祷をささげる参列者=11日午後、上尾市

東日本大震災の犠牲者の追悼式で、被災地の方角へ黙祷をささげる参列者=11日午後、上尾市

 東日本大震災から9年を迎えた11日、埼玉県内に避難した被災者らでつくる団体が、同県上尾市の龍山院で追悼式を開いた。地震が発生した午後2時46分、参列者たちは被災地の方角へ黙祷(もくとう)をささげ犠牲者の冥福を祈った。

 式を主催した「東日本大震災に咲く会ひまわり」は、上尾市の県営上尾シラコバト住宅に避難した被災者らで構成されており、年に一度の追悼式を欠かさず開いてきた。

 会長の橘光顕(みつあき)さん(54)によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年は式を中止することも検討したが、予防策を徹底した上で実施することを決めた。会場に消毒液を置き、参加者にマスク着用を呼びかけたほか、被災者が県内で育てたサトイモを振る舞う催しは実施を見送った。

 福島県双葉町から避難してきた男性(87)は「新型コロナウイルスで大変な状況の中、多くの方に参加してもらえて本当にありがたい」と話していた。

(竹之内秀介)

[ad_2]

Source link