景況感、2期連続マイナス 5年9カ月ぶり低水準

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 財務省と内閣府が12日発表した1~3月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)がマイナス10・1となった。2四半期連続で「下降」が「上昇」を上回り、マイナス14・6だった平成26年4~6月期以来、5年9カ月ぶりの低水準。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、企業心理が悪化したとみられる。

 製造業はマイナス17・2で、非製造業はマイナス6・6だった。

 大企業の見通しは4~6月期がマイナス4・4、7~9月期がプラス4・2となった。

 BSIは景況感が「上昇」したとみる企業の割合から「下降」したとする企業の割合を差し引いた指数。調査時点は2月15日で、約1万1千社が回答した。

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