原告「これからが出発」 福島原発避難者訴訟で高裁判決

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東京電力福島第1原発事故で避難した住民が東電に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決後、取材に応じる原告団長の早川篤雄さん(左)=12日午後、仙台高裁前

東京電力福島第1原発事故で避難した住民が東電に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決後、取材に応じる原告団長の早川篤雄さん(左)=12日午後、仙台高裁前

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、避難指示を受けた住民が損害賠償を求めた訴訟で、仙台高裁が12日に1審福島地裁いわき支部判決を支持したことを受け、原告らが判決後に仙台市内で記者会見を行った。原告らは判決内容に一定の評価をしながらも「これからが出発」と語った。

 弁護団幹事長の米倉勉弁護士は「東電による事故の悪質性を断罪する判決。ふるさとの喪失に対して、非常に深く分析されている」と評価した上で、「率直に勝訴という受け止めをしている。全国で続く同種の裁判にも良い影響を与えることを期待している」と述べた。

 原告団代表の早川篤雄さん(80)=福島県楢葉町=は「今回の判決を高く評価している。戦ってきてよかった」と語ったが、避難先での関連死などが絶えない現状にも触れ、「今回の判決を基点として、今後は震災前の生活を取り戻すことが重要になってくる」と強調した。

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