ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は12日夜、自身のツイッターで、新型コロナウイルス感染拡大を受け、マスク100万枚を介護施設と開業医に寄付することを明らかにした。すでに調達のため、海外の工場への発注も終えたという。
前日に感染の有無を調べる「PCR検査」を「100万人に提供したい」という投稿からの方針転換とみられるが、マスクの寄付についても、好意的に受け止める声がある一方、「買い占め、止めてください」「さらに入手困難になる」などといった反応も出ている。
孫氏は10日から11日にかけて3年ぶりにツイッターを更新。PCR検査を「100万人に提供したい」とつぶやいたが、医療態勢が整っていないことなどを理由に「医療現場に混乱を招く」と批判が殺到。「検査したくても検査してもらえない人が多数いると聞いて発案したけど、評判悪いから、やめようかなぁ。。。」と軌道修正を示唆していた。