トルコとロシアによるシリア北西部イドリブ県の停戦合意に基づき、トルコ、ロシア両軍は15日、主要道路に沿った安全地帯で初の合同パトロールを行った。
タス通信によると、ロシア国防省は、テロリストが市民を「人間の盾」として使い、巡回が中断させられたと主張した。
5日の停戦合意で、イドリブ県を東西に走る主要道路「M4」に沿って安全地帯が設けられ、両軍が巡回することが盛り込まれた。2月以降、ロシアを後ろ盾とするシリアのアサド政権軍とトルコ軍の衝突が激化していたが、停戦後はおおむね落ち着いている。(共同)