警視庁がテレビ会議形式で署長会議 方面本部に分散し感染リスク低減





テレビ会議で各警察署長らに訓示する斉藤実警視総監(画面左上)=19日、東京都千代田区の警視庁本部

 警視庁は19日、新型コロナウイルス対策の一環として、通常は一堂に会する形で行っている「警察署長会議」を、初めてテレビ会議形式で実施した。

 警視庁本部(東京都千代田区)と都内を管轄する10カ所の方面本部などと映像付きで双方向通信できる「テレビ会議システム」で中継。参加予定の97署長を方面本部ごとに集めることで、1カ所に集まる人数を最大20数人規模にして、新型コロナ感染のリスクの低減を図った。

 この日は、警視庁本部に斉藤実警視総監と各部長ら14人が集まり、テレビ会議で諸課題について各署長らに指示を出すなどした。

 斉藤総監は「新型コロナウイルス感染症で、インターネット上ではさまざまな流言飛語が出回っている。国民の不安に付け込む悪質な犯罪は検挙を徹底していく」などと訓示した。



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