米、中国企業など9社3人に制裁 イラン石油製品の密輸関与か

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 【ワシントン=大内清】米国務省は18日、米国の独自制裁で取引を禁じているイラン産石油製品の密輸や資金移動に関与したとして、中国企業など9社と3個人に制裁を科したと発表した。イランによる武装勢力支援や工作活動の資金源になった可能性があるとしている。

 制裁対象は、中国・大連にある「大連金陽進出口」と「天一国際」、上海の「傲興国際船舶管理」の3社と、香港を拠点とする「マクフライ・プラスチックHK」「サターン・オアシス」「シー・チャーミング海運」の3社。さらに南アフリカの「SPIインターナショナル・プロプライエタリー」社とその関連企業2社を対象とした。個人としてSPIなどの幹部3人に制裁を科した。

 トランプ米政権は2018年、イランによる核開発制限の見返りに経済制裁の解除を進めるとした15年の核合意から離脱し、イラン産原油の禁輸を含む制裁を復活。イランに対し、核開発の完全放棄や、中東域内での武装勢力支援の停止などを求めて圧力を強めている。

 国務省は18日、核技術に関するイラン人科学者5人についても、商務省の輸出入禁止対象リストに加えたと発表した。

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