日本航空は19日、新型コロナウイルス感染症による需要の落ち込みで、今年の夏ダイヤでも引き続き国内線を大幅に減便すると発表した。29日から4月5日までの間、グループで計1268便(片道)を減らす。期間中の国内線の約2割に相当する。スカイマークも今月26日から5月10日まで成田-サイパン線を運休すると公表した。
日航の減便対象は羽田や大阪(伊丹)発着を中心とする55路線。日航によると、3~4月の国内線は直近の予約数が前年同期比で約半分となっており、夏ダイヤでも追加の減便を検討する。
スカイマークのサイパン線は同社として初の国際定期便で、昨年11月に運航を始めた。利用者にはメールや電話で連絡し、手数料なしでの返金を受け付ける。
全日本空輸も19日、今月中の国際線の一部を追加で減らすと発表した。