安倍晋三首相は25日、オーストラリアのモリソン首相と電話で会談した。安倍首相は、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との間で夏の東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期に合意したことを説明し、モリソン氏は安倍首相の立場を尊重する意向を伝えた。両首脳は「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証」として東京五輪・パラリンピックを「完全な形」で開催するため緊密に連携していくことも確認した。
また、新型コロナの感染拡大防止に向け医療や経済面での対策と協力、それぞれの国から帰国する自国民への支援について緊密に連携していくことを確認した。引き続き国際社会でも緊密に情報共有・協力していくことでも一致した。