NY州、感染3日ごとに倍増「予想以上」 2週間後ピークも 

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米ニューヨーク州のクオモ知事(ロイター)

米ニューヨーク州のクオモ知事(ロイター)

 【ニューヨーク=上塚真由】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は24日、州内の新型コロナウイルス感染者は、3日ごとに倍増しているとし、「予想以上の勢い」と懸念を表明した。また、感染のピークは予想よりも早い2~3週間で訪れると指摘し、医療物資や人員が大幅に不足するとの危機感を示した。

 ニューヨーク市のデブラシオ市長も24日、「ニューヨーク市はアメリカが直面する危機の震源地だ」との見解を示した。

 同州の感染者は前日から4790人増え、24日時点で2万5665人と全米の半数以上を占めている。死者は210人。3234人が入院し、756人が集中治療を受けている。州内の感染者のうち、ニューヨーク市が1万4904人で突出している。

 医療現場では集中治療室(ICU)の病床や人工呼吸器、マスクなどの確保が急務。クオモ知事は「連邦政府の助けが必要だ」と繰り返し、感染者数が最も多いニューヨーク州への支援を優先するよう要求。連邦政府が備蓄している2万台の人工呼吸器を直ちに同州に放出するほか、国防生産法に基づいて企業に人工呼吸器の生産を指示するように要求した。

 知事によると、感染者治療用の病床は最大で14万床必要だが、現状は5万3千床しかない。人工呼吸器は新たに7千台を確保したが、さらに3万台が必要という。クオモ知事は23日に病床を少なくとも50%増やすことを病院に義務付け、退職した医療従事者に復帰を促している。

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