政府、病院船検討へ初会合 海上で患者治療可能に

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 政府は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、海上で患者の治療や搬送ができる「病院船」の導入可否を検討する関係省庁会議の初会合を内閣府で開いた。非公開で、厚生労働、国土交通、防衛各省や海上保安庁の職員らが出席した。

 病院船導入は、平成23年の東日本大震災をきっかけに政府内で一時検討されたが、コスト面で課題が多く実現していない。今年に入り、クルーズ船での新型コロナウイルス集団感染を受け、与野党から改めて導入を促す声が強まった。

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