相模原殺傷 植松被告の弁護人が控訴

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 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で平成28年7月、入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件で、殺人罪などに問われた元職員、植松聖(さとし)被告(30)について、弁護人が死刑を言い渡した横浜地裁の裁判員裁判判決を不服として、27日付で控訴したことが同日、分かった。

 弁護側は地裁公判で、大麻による精神障害とし、事件当時の植松被告は心神喪失状態であり、「善悪を判断する能力はなかった」として無罪を主張。植松被告は判決前、「どんな判決でも控訴しない」との意向を示していた。

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