山崎製パンなどに措置命令　バターともち米粉使わず

　消費者庁は３０日、ファミリーマートと山崎製パンに対し、共同開発した「バター香るもっちりとした食パン」の原材料名欄に記載していたバターともち米粉を実際は使用していない時期があったとして、景品表示法に基づく措置命令を出した。

　同商品はファミマのプライベートブランドで、山崎製パンが製造していた。全国で流通しているが、違反があったのは札幌工場で製造された食パンのみで、平成３０年１１月１８日～令和元年１０月１６日に約１７万袋が販売された。