適正な事務処理怠る 群馬・板倉町職員4人を懲戒処分


 群馬県板倉町は30日、適正な事務処理を怠ったとして、26~51歳の男女職員計4人を懲戒処分としたと明らかにした。

 町によると、4人のうち33歳の男性係員は平成30年7月~今年2月、事業者から申請があった書類を処理せずに放置したり、決裁を得ずに公印を無断使用して認定書を交付したりした。今月26日付で停職6カ月の処分を受け、退職願を提出。受理された。

 32歳の女性係員は平成29年11月~昨年12月、申請の確認を怠って受給資格のない人に補助金約140万円を支給したとして、26歳の男性係員と上司の51歳の男性係長も昨年7月、団体からの補助金申請を処理せずに放置したとして、それぞれ今月27日付で減給10分の1(3カ月)の処分を受けた。

 いずれも外部からの指摘で発覚したという。栗原実町長は「再発を防止するため、職員の服務規律の確保により一層努める」とコメントした。



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