従業員13万人の大半を一時帰休に 米百貨店メーシーズ


 米百貨店大手メーシーズは30日、約13万人の従業員の大半を一時帰休にすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で、18日から全店舗を休業している。オンライン販売は続けているものの売り上げが激減しており、業務運営に必要な最小限の人員に縮小する。

 メーシーズは安全性が確認できるまで店舗を休業する。これまでに株式配当を停止し、業績見通しを取り下げたほか、支出なども削減している。声明で「これらの取り組みでは十分ではない」と説明した。

 米百貨店チェーンのコールズも30日、店舗休業を延長し、一部の従業員を一時帰休にすると発表。ガス最高経営責任者(CEO)は声明で「非常に難しい決断だ」と述べた。オンライン販売は続ける。(共同)



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