日本を代表する特撮テレビ作品「ウルトラマンシリーズ」の最新作「ウルトラマンZ」が制作され、6月20日(テレビ東京系土曜午前9時)から放送される。シリーズ屈指の人気ヒーローであるウルトラセブンの息子、ウルトラマンゼロの登場10周年を記念し、最新ヒーローは、このゼロの弟子として登場する。国内のテレビシリーズとしては24作目となる。
かつて宇宙に飛び散った悪魔のカケラが、全宇宙を今もなお、混乱に陥れていた。平和を取り戻すべくウルトラマンたちが宇宙の各所で戦うが、カケラを悪用して卑劣な暗躍を続ける謎の存在の魔の手が「光の国」に迫る。ウルトラマンゼロとその弟子、ウルトラマンゼットがその敵にさっそうと立ち向かう…。
ゼットはゼロに憧れ、努力を重ねて「宇宙警備隊」の一員となったヒーローという設定。ゼロ自身は、父のウルトラセブンを師匠と慕うウルトラマンレオの弟子という師弟関係がこれまでのシリーズでも描かれており、その系譜がさらに連なることになった。
ゼットは、地球の防衛軍である対怪獣ロボット部隊「ストレイジ」に所属する主人公、ナツカワハルキ(平野宏周)が変身する。
ハルキ役の平野は、「まさか自分がウルトラマンになれるなんて、本当に光栄」とし、「子供の頃に憧れていたあの気持ちを忘れずに、自分も子供たちに憧れられるような存在になるため頑張ります。対怪獣ロボット部隊『ストレイジ』の活躍も見どころですし、子供だけでなく大人の方まで楽しんでいただけるような作品になっていると思います」と自信を見せている。(兼松康)