維新、本会議で質疑せず 新型コロナ対策で時間短縮「身を切って範示す」

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 日本維新の会の遠藤敬国対委員長は1日の衆院議院運営委員会理事会で、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2、3両日に開かれる本会議の審議時間を短縮すべく質疑に立たないと表明した。それぞれ15分ずつの短縮になるという。

 維新幹部は「本会議は議員が密集すると指摘されている。国民に接触を避ける外出自粛などの要請が出ている中、議員が範を示さないといけない」と語った。「議員が密集する本会議を避け、その分は委員会で審議すべきだ」とも話した。

 この日の理事会では議員らの本会議場などでのマスク着用などを決めた。維新側はこれまで審議時間を短縮したり、出席議員を減らすことなどを提案してきたが、受け入れられなかった。維新関係者は「少しでも接触機会を減らすため、身を切って質疑をしないことにした」と説明した。

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