埼玉県、19日まで週末の外出自粛

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学校の再開について説明する大野元裕知事=2日、県危機管理防災センター(黄金崎元撮影)

学校の再開について説明する大野元裕知事=2日、県危機管理防災センター(黄金崎元撮影)

 埼玉県の大野元裕知事は2日、新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、先週末に引き続き、今月19日までは週末の不要不急の外出を控えるよう県民に呼びかけた。一方、県は2日に開催した新型コロナウイルス対策本部会議で、休校としている県立の中学校1校と高校139校について、8日に予定していた再開を13日に改める方針を決めた。

 大野知事は会議後に記者団の取材に応じ、県内の感染現状について「急激な感染拡大に至ってはいないが、懸念される状況」との認識を示した。県民に対し、平日の時差出勤や在宅勤務の取り組みや、東京都内、夜間の繁華街への外出自粛を求める考えも示した。

 県立中高の再開時期に関しては「埼玉は陽性者数の推移が東京の10日遅れで、仮定すると、4月11日に大きく増えることになる。11日に封じ込めを確認してから、13日に再開することを決めた」と説明した。「いつ状況が変わるか分からない。急激に増えた場合は対処する」と述べ、再開延期の可能性も示唆した。

 会議では、入学式は感染予防策を徹底した上で参加者を入学者と教職員に限り実施することや、休止中の部活動は13日まで実施しない方針も決めた。特別支援学校36校については、児童生徒の居場所の確保が難しいことから春休み終了後に開始する。

 不特定多数の来訪が見込まれる近代美術館や所沢航空記念公園、こども動物自然公園など、県の66施設の休館時期を19日までとする方針も決めた。

 県は会議で、市町村別の感染状況を明らかにした。感染者が確認されたのは63市町村のうち29市町。県南部での陽性者の判明が目立ち、東京都に隣接する川口市が最も多かった。

(黄金崎元)

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