裁判所の書記官研修に300人 6日から実施、感染懸念も

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 裁判所職員総合研修所(埼玉県和光市)が、書記官の養成研修を6日から予定通り実施する方針であることが3日、関係者への取材で分かった。全国から約300人が集まる。会員制交流サイト(SNS)上では、新型コロナウイルス感染を懸念して「延期すべきだ」との声も上がっている。

 研修は前年の書記官任用試験合格者が対象。1年と2年のコースがあり、修了すれば正式に書記官となる。参加者は寮を利用でき、自宅が近隣なら通うこともできる。

 裁判所関係者によると、例年は大人数が一つの教室で講義を受けるが、今回は教室を分散させ、換気を徹底する考え。談話室は使用中止とし、食堂などでは利用者の距離を空けるといった措置も講じるという。

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