新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売り上げが落ち込んでいる宮城県内の飲食店を応援しようと、仙台商工会議所青年部などがクラウドファンディング(CF)「愛する店ドットコム仙台」を開設し、14日まで支援金を募っている。
同青年部などが実行委員会を設立し、3月26日にCFを開始。支援金が続々と寄せられ、5日目の同30日には目標額の500万円を達成した。実行委では「これからが本当に大変な状況。支援金は集まっただけ経営の助けになる」と引き続き協力を呼びかけている。
CFには県内205店舗が参加。専用サイトで応援したい飲食店を選んで1割増食事券(2千円~10万円)を購入し、5月以降に店で受け取る。食事券の有効期間は10月末までの半年間。支援金は今月中に各店舗に入金される。実行委員長の青木聡志さん(44)は「支援する方がいることが飲食店の精神的な支えともなる」と話している。