選対幹部から撤退論 民主サンダース氏に

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米大統領選の民主党候補者ディベートに臨むサンダース氏(右)とバイデン氏=3月15日、ワシントン(ロイター)

米大統領選の民主党候補者ディベートに臨むサンダース氏(右)とバイデン氏=3月15日、ワシントン(ロイター)

 米紙ワシントン・ポストは4日、大統領選の民主党候補指名争いを巡り、左派サンダース上院議員(78)に複数の選対幹部から撤退を検討するよう促す声が出始めたと報じた。一方で依然として選挙戦継続を主張する幹部もおり陣営が分裂、サンダース氏本人は最終決定していないという。

 指名争いは中道バイデン前副大統領(77)の勝利が濃厚な情勢。ただ新型コロナウイルス感染拡大の影響で各州の予備選が相次ぎ延期されており、選挙戦は3月半ば以降、事実上停止している。

 今月7日には中西部ウィスコンシン州で3週間ぶりとなる予備選が予定され、バイデン氏が予想通り大勝すれば、サンダース氏が撤退を表明する可能性がある。(共同)

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