「検察は不偏不党」 千葉地検・神村検事正が着任会見





記者会見する神村昌通検事正=7日、千葉地検(橘川玲奈撮影)

 千葉地検に3月30日付で着任した神村昌通検事正(59)が7日、記者会見し、「県民や国民の検察に対する負託に応えられるよう、精いっぱい努める」と抱負を語った。

 神村検事正は、前任の静岡検事正時代、東京高検の黒川弘務検事長の定年延長問題に異論を唱えた人物。会見で神村検事正は「検察は厳正で不偏不党であるところに根幹がある。県民や国民の信頼を得るため、そうでなくてはならない」と語った。

 長野県上田市出身。平成元年に検察官となり、甲府地検検事正や最高検検事などを歴任した。千葉地検は初だが、大学時代に所属していた地質部の活動で、銚子市に琥珀(こはく)の採取に行ったことがあるという。



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