仏引き渡しに異議申し立て 筑波大生不明でチリ容疑者





ニコラス・セペダ容疑者

 2016年にフランス留学中の筑波大生、黒崎愛海さんが行方不明になった事件で、元交際相手のチリ人、ニコラス・セペダ容疑者(29)が7日、殺人容疑などでのフランスへの身柄引き渡しを認めたチリ最高裁の決定に異議を申し立てた。弁護士が共同通信に明らかにした。

 最高裁の別の法廷が審理し、結論が出るまで身柄は引き渡されない。審理の期日は未定。最高裁によると、異議申し立ては1度しか認められない。容疑者の弁護士は「引き渡しの基準となる犯罪の立証がなされていない」と申し立ての理由を述べた。(共同)



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