コロナ対策支援のマスク２万枚　中国・上海から群馬県に寄贈　

　群馬県は９日、新型コロナウイルス感染対策の使い捨てマスク計２万１２００枚が支援物資として中国から届けられたと発表した。マスクは高齢者施設などで活用される見通し。

　県によると、寄贈したのは民間交流団体の日中新時代研究センター上海事務所や上海市対外友好協会など３団体。県は２月、ウイルス感染拡大を受け、支援物資のマスク約２万枚などを中国に送付しており、その返礼という。

　中国は積極的に支援物資を贈る「マスク外交」を活発化させている。山本一太知事は「自然に好意を受け取りたい」と語った。