スペインが経済活動停止を緩和 イタリアでも書店など再開へ 

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13日、スペイン南部のロンダで、マスクを着けて建築現場で働く人々(ロイター)

13日、スペイン南部のロンダで、マスクを着けて建築現場で働く人々(ロイター)

 【パリ=三井美奈】スペインで13日、新型コロナウイルス感染封じ込めのため、政府が命じた経済活動の停止措置が緩和され、一部の建設業や製造業が2週間ぶりに再開された。

 政府は再開にあたり、従業員が2メートルの間隔をとり、定期的に換気をするなど職場の安全指針を提示。鉄道駅などで通勤者にマスクが配布された。経済活動は3月30日以降、食品や医療、エネルギーなどの分野を除いて原則停止されていた。

 外出制限は続いており、生活必需品を除く商店は閉鎖したまま。政府はテレワークを奨励している。

 イタリアでも政府が商店閉鎖の緩和に動き、14日から書店や文具店、子供の衣料品店の再開を認めた。

 スペインの感染者は13日の発表で、約16万9000人。イタリアでは約16万人だった。両国とも感染者数は増加が続いているが、1日当たりの増加幅は減少傾向にある。

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