スズキ、インドの工場停止延長 5月まで

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スズキの鈴木修会長

スズキの鈴木修会長

 スズキは14日、新型コロナウイルス対策でインド政府が5月3日まで全土封鎖継続を決定したことを受け、4月14日までの予定だった現地工場の操業停止期間を延長すると明らかにした。インド政府が示すガイドラインを踏まえ、具体策を決める方針。停止期間が長期化すれば、主力市場と位置付けるインド事業への打撃は必至だ。

 操業停止を延長するのは、西部グジャラート州の工場のほか、現地子会社「マルチ・スズキ」が北部ハリヤナ州に持つグルガオン工場とマネサール工場。いずれも3月23日から操業を停止している。

 スズキはインドの乗用車市場で約半分のシェアを握る。足元のインドの新車販売市場は、新型コロナの影響などで低調に推移している。

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